
どうも、なんだかやる気が皆無のこばりょー(@kobaryo_KobaLab)です。
みなさん細田守監督をご存知でしょうか?
- 時をかける少女
- サマーウォーズ
- おおかみこどもの雨と雪
- バケモノの子
などヒット作を連発している日本のアニメ監督です。
何を隠そう、僕は細田守監督が大好きなんですね。
DVDは基本的に持ってないのですが、細田守監督の4作品はすべて持ってるくらい大好きです。
そんな僕なのですが、最近なぜか無気力状態が続いていて、何をしても全然集中できない…。
どうしたものかと思っていたのですが、ふとDVDが目に止まりました。
気分転換に久々に見ようと思い、チョイスしたのは「おおかみこどもの雨と雪」。
今日は久々に見て「置かれた場所で咲くべきではない」と再認識したので、記事にしておきたいと思います。
おおかみこどもの雨と雪 あらすじ
まずは、おおかみこどもの雨と雪を見たことない人のためにあらすじを載せておきたいと思います。
物語は、娘の雪が、母である花の半生を語る形で綴られる。
女子大生の花は、教室で、ある男と出会い恋に落ちる。彼は自分がニホンオオカミの末裔「おおかみおとこ」であることを告白するが、花はそれを受け入れ2人の子供を産む。産まれた娘の「雪」と息子の「雨」は人間でありながらも、おおかみに変身できる「おおかみこども」であった。しかし雨の出産直後、「おおかみおとこ」は亡くなってしまう。花は独力で「おおかみこども」の育児に挑むが、夜泣きや「おおかみ」として遠吠えを何かと吠え、都会では迷惑がかかり過ぎるため、都会での育児を断念して人里はなれた古民家に移住する。
当初、蛇や猪をも恐れず活発でおおかみに近い性格の雪に対し、弟の雨は内気で逃避的であり、人間に近かったが、川で溺れてから雨は変わり始める。雪が小学校にあがって友達が出来ると、自分が野獣的なことを意識して葛藤を感じ、人間の女の子として振る舞おうとするようになる。一方で雨は小学校に馴染めず、学校を抜け出したり休みがちになり、山に魅かれるようになっていく。
引用:Wikipedia
オオカミ男と恋に落ちた大学生の「花」が、オオカミと人間の2つの顔を持つ子供「雨」と「雪」を育てていくという物語です。
オオカミ男は2人目の子供「雨」が生まれた直後に死んでしまい、1人でこの2人の子供を育てていくという物語で、その「花」の頑張りも物語の見所です。
でも、僕が今回注目したのが、2人の子供の成長です。
2人が成長していく過程でどんなことを感じ、どんな道を自ら選んでいくのか。
そこに着目して見ていたら感じたんです。
置かれた場所で咲くべきではない、と。
雨の選択、雪の選択
まずは、雨と雪がそれぞれどういう選択をしたのかまとめていこうと思います。
雨の選択
まずは、2人目の子供として生まれた雨の選択です。
雨は、小さい頃から身体も弱く、そのせいか気弱な一面もありました。
何かあるとすぐに母親の花に甘えるような子供です。
そんな雨も小学校に上がる年齢になり、学校に通うようになります。
でも、暗く、気弱な性格のせいで友達ができないばかりか、上級生にいじめられるようになります。
徐々に学校には行かなくなり、雨たちが住んでいた山の動物たちをまとめているキツネと行動を共にするようになります。
雨はそのキツネのことを「先生」と慕って、どんどん山での立ち振る舞いなど、野生で生きていくための知恵を増やしていきます。
そして、最後には死んでしまった「先生」の後任として山を統治する存在になっていきます。
「人間」としてではなく、「オオカミ」として生きていくことを選んだんだのです。
雪の選択
雪は雨とは対照的で、元気でやんちゃないわゆる「おてんば娘」でした。
雪は最初はどんな虫、爬虫類、動物も捕まえてしまうし、動物の骨などを喜ぶような女の子だったんですね。
でも、小学生に上がって状況が変わります。
持ち前の明るいキャラで友達はすぐにできました。
ただ、周りは女の子らしい女の子ばかりで、雪のように虫や動物を捕まえるようなことはしません。
アクセサリーやお花に興味があるような子ばかりで、雪は周りとのギャップを感じ始めます。
そのギャップを埋めるために、雪は徐々に周りの子と合わせるようになっていきました。
オオカミとしての自分は出さないようにして、「人間」として生きていくことを選んだわけです。
置かれた場所で咲くべきではない
雨と雪、それぞれが「オオカミ」と「人間」の別々の生き方を選びました。
どっちの生き方が良い、悪いなどを言うつもりはありません。
ただ、ここで大切なのはそれぞれ自分に合った生き方を選択したこと。
そして、自分で環境を変えるための行動をしたことです。
おそらく、雨はずっと人間界で生きていこうとしていたら、うまくいかなかったでしょう。
逆に、雪にオオカミとしての生き方を強制していたら、こっちもうまくいかなかったと思います。
それぞれ自分が生きていきやすい環境に身を移したのです。
人間には向き不向きがあり、自分の特徴に合わせて力を発揮できるところに向かっていくべきなんです。
自分が理想とする場所にいるからこそ、自分の力が発揮できるはずだと僕は思っています。
社会の流れ、世間の目を気にして身を置いた場所が必ずも自分が理想とする場所じゃありません。
「置かれた場所で咲きなさい」なんて言葉もありますが、置かれた場所が自分の力を発揮できる場所じゃなかったら、いつまでも花を咲かせることなんてできません。
置かれた場所に疑問を持ったなら、行動して、自分の理想とする生き方を選択していきましょう。
そんなことを感じた映画鑑賞でした。
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