
こんにちは、睡眠デザイナーのこばりょー(@kobaryo_KobaLab)です。
- 靴下履いて寝ると睡眠の質が下がるってほんと?
- 靴下が睡眠にどう影響するの?
今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。
僕は睡眠コンサルタントもやっているのですが、寒くなってきたこの時期、靴下についての相談も増えてきます。
結論としては、ベッドに入ったら靴下は脱ぐべきです。
Twitterでもアンケートをとったのですが、約25%もの人が靴下を履いて寝るという結果に…
寒い時期に靴下履いて寝る?
— こばりょー@睡眠デザイナー/ブロガー (@kobaryo_KobaLab) 2018年10月27日
(その他が気になる…)
そこで今回は、ベッドに入ったら靴下を脱ぐべき理由、入眠するためのメカニズムについて書いていきたいと思います。
靴下を履いて寝るべきではない理由は入眠のメカニズムにある

「寝るときは靴下を脱ぐべき」
この主張を聞いたことがある人は多いかもしれません。
でもその理由を知っている人は少ないのではないでしょうか?
これにはちゃんと理由があって、入眠のメカニズムを知ることが理解できるんです。
人は深部温度(体温)が下がってくると眠気に襲われます。
よくドラマで雪山に遭難した人が「眠くなってきた…」というセリフを言いますよね。
あれは入眠のメカニズムとしては当たり前の反応なのです。
そして、深部温度を下げるときには手足から放熱されるようになっています。
赤ちゃんが眠そうにしているときは手足が温かい、という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それは放熱を行なっているからなんですよね。
おそらく誰でも意識すれば、うとうとしているときに自分の手足がポカポカしているのを実感できるはずです。
靴下を履いて寝るとなにが起きるのか?
それではなぜ靴下を履いたまま寝るのがダメなのでしょうか?
勘のするどい人はもうわかっているかもしれませんね。
なぜ靴下を履くのがダメなのかというと、足からの放熱がうまくいかなくなり、深部温度が下がりにくくなるからです。
靴下を履いてベッドに入ることで足から熱を逃がそうとしても、靴下で邪魔されて熱がこもってしまうのです。
そうすると、なかなか深部温度が下がらず、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなってしまいます。
睡眠の質を考えたときに最初の1周期(約90分)の質をどこまで上げられるかが重要になってきます。
体温をスムーズに下げ、深い眠りになれば、それだけ睡眠全体の質もグッとアップするんです。
そのため、靴下を脱いで放熱をスムーズにさせて、スムーズに眠るにつけるようにしましょう。
冷え性の人はベッドに入るまでに手足をしっかり温めてあげる
そうは言っても、手足が冷え切ったままベッドに入るのも良くありません。
今度は逆に体温が手足まで巡らず、放熱がうまくいかなくなります。
冷え性でどうしても手足が冷えてしまう人には3つの対策があります。
- 寝る直前まで靴下を履く(締めつけの緩いもの)
- ストレッチで血液の巡りを良くする
- 寝る直前にぬるま湯で手足を温める
これらの対策をすれば、ベッドに入るときに手足がしっかり温まった状態にすることができます。
また、湯たんぽも効果的です。
湯たんぽは時間とともに温度が下がっていくので、温まりすぎることもありません。
寒い時期になってくると、冷えでつらい人もいるかもしれませんが、入眠のメカニズムを理解して、質の高い睡眠を手に入れてくださいね!
それでは、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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